かえるをのんだ ととさん(日野十成・再話 / 斎藤隆夫・絵)
第20回目に紹介する絵本は、『かえるをのんだ ととさん(日野十成・再話 / 斎藤隆夫・絵)』です。
むかしむかしあるところに、仲の良いととさんとかかさんが住んでいました。ある日、ととさんの腹が痛くなって、お寺の和尚様に相談に行きました。すると、和尚様は「腹の中に虫がおるせいじゃ。カエルを飲むといいぞ」と言い、ととさんは、カエルをぺろっと飲みました・・・
『かえるをのんだととさん』は日本の昔話なのですが、とても昔話とは思えないくらい、古さを感じさせない面白さがあります。
カエルを飲んだととさんに、次から次へと連鎖して起こる、繰り返しの出来事が楽しく、話はシンプルで分かりやすいです。
また、テンポがよいので、読み聞かせにもピッタリです。
もしよかったら、皆さんのお気に入り(オススメ)絵本も教えてください。