絵本、オススメ(おすすめ)BLOG

絵本を年間500冊以上読むお父さんが、オススメ(おすすめ)の絵本を紹介します

まげすけさんと しゃべるどうぐ(太田大輔)

f:id:ehonpapa300:20170716160455j:plain
第25回目に紹介する絵本は『まげすけさんと しゃべるどうぐ(太田大輔)』です。
福音館書店の「こどものとも2014年6月号」になります。

まげすけさんは江戸の髪結いという、まげをなおす仕事をしていました。まげすけさんは、毎日仕事から帰ると、いつも家の道具に話しかけて、道具を大切にしていました。あるとき、まげすけさんがしゃもじに向かって「お前も話せたらいいのにねえ」と言いました。そして、その翌朝のこと・・・

この絵本もタイトルずばりで、まげすけさんの道具が喋り出すというお話なのですが、江戸の町並みや家の中の様子、待ち行く人々の暮らしぶりなど、絵を通して「江戸時代」を感じられます。
トーリーは分かりやすい勧善懲悪もので、最後はきっちりハッピーエンドで終わります。
道具をこよなく愛するまげすけさんと、まげすけさんを守ろうとする道具達との絆が、とても温かい気持ちにさせてくれます。

こどものとものバックナンバーなので、市販はされていないようです。
読みたい方は、図書館で借りてみてください。

もしよかったら、皆さんのお気に入り(オススメ)絵本も教えてください。