夢にめざめる世界(ロブ ゴンサルヴェス・作 / 金原瑞人・訳)
第39回目に紹介する絵本は『夢にめざめる世界(ロブ ゴンサルヴェス・作 / 金原瑞人・訳)』です。
作者のロブ・ゴンサルヴェスはカナダの人気画家で、ほるぷ出版からだまし絵の絵本がシリーズで4冊出ています。
『夢にめざめる世界』はだまし絵絵本シリーズの一冊です。
これはもう、実際に絵本を観てもらうしかないのですが、二種類の絵が一枚の絵として見事に融合されていて、とても不思議な感覚になります。
表紙の絵でも、見上げる空が宇宙に浮かぶ地球にも見えます。
現実には有り得ないのだけど、絵だからこそ有り得る空想の世界を楽しむことができます。
ひとつひとつの絵に、作者自信による詩がついているのですが、言葉がなくてもイラストだけで十分に楽しめる絵本です。
だまし絵といえば、個人的には安野光雅さんの『ふしぎなえ』が好きで、小さい頃によく読んだのを覚えています。
『夢にめざめる世界』だけでなく、ロブ・ゴンサルヴェスの他のだまし絵絵本も同じように不思議な世界を楽しめるので、また今後紹介しようと思います。
もしよかったら、皆さんのオススメ(おすすめ)絵本も教えてください。