絵本、オススメ(おすすめ)BLOG

絵本を年間500冊以上読むお父さんが、オススメ(おすすめ)の絵本を紹介します

てぶくろ(エウゲーニー・M・ラチョフ・作 / うちだりさこ・訳)


第31回目に紹介する絵本は『てぶくろ(エウゲーニー・M・ラチョフ・作 / うちだりさこ・訳)』です。

おじいさんが森の中で手袋を片方だけ落とし、そのまま行ってしまいました。すると、ねずみが走ってきて、手袋にもぐり込んで言いました。「ここで くらすことに するわ」・・・

ねずみ、かえる、うさぎなど、次々にやってくる動物達が手袋を住まいにするのですが、その設定の面白さもさることながら、手袋を家として使うためにハシゴがかかったり、窓がついたりするイラストの変化が、とても面白いです。
シンプルで分かりやすい繰り返しのストーリーと、さりげない結末がとても綺麗で、これぞ名作という絵本だと思います。

『てぶくろ』はウクライナの民話で、日本国内だけでも何と300万部以上も売れている超ベストセラーです。
本当に面白いお話は時を越え、国を越えて伝わってゆくんですね。

もしよかったら、皆さんのお気に入り(オススメ)絵本も教えてください。