絵本、オススメ(おすすめ)BLOG

絵本を年間500冊以上読むお父さんが、オススメ(おすすめ)の絵本を紹介します

もうぬげない(ヨシタケシンスケ)


第46回目に紹介する絵本は『もうぬげない(ヨシタケシンスケ)』です。
以前紹介した『りんごかもしれない』ヨシタケシンスケさんの絵本になります。

「ぼくのふくが ひっかかって ぬげなくなって、もう どのくらい たったのかしら。」という冒頭から始まるこの絵本は、服が脱げなくなった男の子が、服が脱げないことに関して、いろんな角度や視点から想像(妄想?)していく、というストーリーになっています。
ヨシタケシンスケさんならではの「ありえない想像」が、とてもユニークで面白いです。そして「ありえない」のだけれど、あくまでも舞台は「日常」なので、親近感があり、独特の間の抜けた感じが楽しいです。
笑いを誘う方法には「ギャグ」と「ユーモア」があると思うのですが、ヨシタケシンスケさんの絵本には、ギャグではなくユーモアが溢れていて、『もうぬげない』のお話の中盤からの展開や、最後のオチは最高だと思います。
個人的にはヨシタケシンスケさんの絵本の中で一番好きです。
イラストはシンプルで可愛いです。
『もうぬげない』は29万部以上のベストセラーになっているのですが、ヨシタケシンスケさんの絵本は他にも面白い絵本があるので、また今後紹介していきます。

もしよかったら、皆さんのオススメ(おすすめ)絵本も教えてください。